MAMP3の初期設定メモ(PHPのバージョン指定とvhostsファイルの読み込み)
ずっとMAMP2.0環境を利用していたけど、ようやく3.0に切り替えた。
その際の初期設定のメモ。
環境 → mac 10.7.5 + MAMP3.0.5
やりたいことは次の3つ。
・PHPのバージョン指定
→ free版は管理画面から2バージョンまで選択できるが、デフォルトだと都合が悪かったので変更しました。
・vhostsファイルの読み込み
→ ローカル環境でドメインを設定する際に必要。
・ポートの変更
→ これはケースバイケースですが、自分の場合変更しました。
1.MAMPをダウンロード+インストール
MAMPのバージョンは3.0.5。
Windows版もbetaがダウンロードできる様になっていたけど、今回はmacなのでトップページからMAMP free版をDownload。
インストールはMAMP_MAMP_PRO_3.0.5.pkgをクリックしてウィザードに従って普通にインストール。
アプリケーションにMAMPとMAMP PROとできるが使うのはMAMPの方。
2.PHPのバージョン指定
デフォルトだとMAMPの管理画面からはPHP 5.1.6とPHP 5.5.10の2種類から選択できるようになっている。
自分の場合利用しているサーバーの関係とWordpressの利用が主な目的なので、PHP 5.3系とPHP 5.5系で使いたい。Wordpress(3.9.1時点)はPHP 5.1系では使えないし、レンタルサーバー利用なら5.3系と5.5系あたりにしとけばいいのかなと思う。
今回のやり方は指定するというよりは余計なPHPのバージョンをとっぱらっちゃうことで利用したいバージョンを読み込むようする。
アプリケーションからMAMP/bin/phpといくと、php5.1.6/php5.2.17/php5.3.28/php5.4.26/php5.5.10の5つが入っているので、この中から必要なバージョンだけ残して削除してしまう。
フォルダを作って退避させるのもあり。下のように。
ちなみに今回の残したのは5.3.8と5.5.10の2バージョン。
MAMPの管理画面を確認すると残した2つのが表示される。
3.vhostsファイルの読み込み
MAMPを利用する時はローカル環境でhosterなどのツールを使いドメインを設定してから作業を始める。
hostsファイルの編集に便利なhosterとHosts ( cosmicguild.net )
ドキュメントルートなどhpptd-vhosts.confに書き込むので、httpd.confがhpptd-vhosts.confを読み込むようにしないとならない。
まず、テキストエディターかなんかでMAMP/conf/apache/httpd.confを開く。
570行目(自分の場合)あたりにある#Include /Applications/MAMP/conf/apache/extra/httpd-info.confの部分の#を外して保存。
< before >
これでhpptd-vhosts.conf に書いた内容が反映される。
4.ポート変更
これらはMAMPを起動すると表示される管理画面から設定する。
< ポートの設定 >
設定→ポートと選択。『ApacheとMySQLのポートを80と3306に設定』をクリックしてOKボタン。
Apacheのポートを80にすると毎回起動時と終了時に管理者パスワードの入力を求められる。
以上で完了。たまにやるとPHPのバージョン指定とかやりかた忘れる;
PROをそろそろって思うけど、なんかfreeで済んじゃうところが申し訳ない気分になる。